韓国に行けなくなって１年２か月が経ちましたが、ただでさえお店の移り変わりが激しかったソウル市内は、すっかり変わってしまっているのだろうなぁ・・・ と思ったりします。　そんな中、新ソウル市長に就任（といっても再選ですが・・・）したオ・セフン市長が光化門広場一帯に、朝鮮王朝時代の歴…… more 史遺跡を見て回ることができる「文化財三角地帯」を造成することを発表したそうです 　光化門前に月台（宮殿や建物の前に築かれた広い基壇）、広場の左右には議政府と三軍府、司憲府跡を保存する施設を復元して、歴史性を強化する3つの軸にしたいというのがソウル市の計画だそうです。　そもそもこの光化門広場の造成時２００９年にソウル市長だったのは、オ・セフン氏で、市長はその当時から今の構想について、強調してきたともコメントしたそうです。　ちなみに、今、光化門広場では、遺跡整備事業が行われているそうで、そのエリアに展開している光化門広場の東側「議政府跡歴史遺跡公園」が整備されるそうで、ここには、朝鮮王朝最高の議決機関である議政府付属の建物で、韓国歴史ドラマや映画でもよく出てくるので、皆さんもお分かりかと思いますが、領議政および左・右議政と呼ばれる議政府の最高位が執務した「政本堂」、そして正一品・二品の官の勤務先だった「協宣堂」の遺構が損なわれるのを防ぐため、屋根やガラス壁などの保護施設を作る予定だそうです。宰相の居所だった「石画堂」などの建物跡は、土をかぶせた後、原型をそのまま野外展示する予定で、下級官吏が仕事をした「内行廊」跡には地上2階建ての展示館を作る計画だそうです 。　また、2019年の一部発掘調査の際、政府ソウル庁舎から世宗大路交差点までおよそ500メートルにわたる一帯から、三軍府の建物と推定される基壇、塀の石列などが発見されたそうで、最近の再整備事業で、精密発掘作業をしているそうです。　韓国に行けなくなってから、また朝鮮王朝を感じる歴史遺産を訪ねる旅をしたいと思っていましたが、この歴史広場が完成したころには、韓国に行けるようになっていますように・・・ close

2023年光化門広場が歴史広場へ・・・