しばらく沈静化していたと思っていた防弾少年団（BTS）の兵役特例問題について。国会の国防委員会が世論調査を行ったことが知られ、大きく取り上げられておりましたので、記事を翻訳してご紹介したいと思います ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊以下、記事翻訳＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊…… more ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊：　防弾少年団（BTS）の兵役特例是非を取り囲む騒動が続いている中、国会国防委員会が直接世論調査をしたことと確認された。該当調査ではBTSと同じ大衆文化芸術人の対策本部に賛成するという回答が60.9 %と出た。このような世論がBTS兵役特例と関連する法改正など今後国会の議論の過程にどんな影響を与えるのか注目される。　国民日報が17日単独で入手した資料に、国会国防委は「BTSを始めとした大衆文化芸術人に対する兵役特例を付与しようとする兵役法が国防委に提出され審査中」で、「国防委レベルでは国民意見を吸い上げる世論調査を実施して国会の立法政策に参考にすることにする」と今回の調査背景を明らかにした。　国民世論を確認するため、「代替服務制度に対する認知度」「大衆文化芸術人の代替服務の賛否」、「BTSが軍に入隊する場合条件付き公演活動に対する賛否」など３項目を集中的に調査した。　国防委の依頼で世論調査機関リアルメーターが去る14日〜15日、18歳以上成人男女1018人を対象に調査した結果、芸術・スポーツ分野の特技者の「代替服務制度」を認知しているという回答は76.7％と出た。これは「詳細に知っている」24.9％と「聞いたことがある程度」51.8％を合わせた数値だ。「全く知らない」回答は23.3％と集計されたｑ。相当数の国民が代替服務制度自体は認知しているということと見られる。　国会国防委員会依頼で実施されたリアルメーター世論調査結果。「大衆文化芸術人の芸術・スポーツ要員代替服務法案に対して賛成する」という回答が多かった。　今回の世論調査の核心の問い項目である「国威宣揚に大きく寄与する大衆文化芸術人たちにも芸術・スポーツ要員として代替服務できるようにする法案」に対して賛否を聞くや回答者の60.9％が「賛成する」と答えた。「反対する」という回答は34.3％、「よくわからない」と答えた回答者は4.8％と出た。大衆文化芸術人に兵役特例を与えようという意見に対して過半数の国民的支持が確認されたというものだ。　この項目に反対したり、よくわからないと答えた398人には別途で追加質問を投げた。「防弾少年団メンバーが軍に入隊して公益のため公演などはできるように保証してあげるという法案に対してどう思うか」を聞いたものだ。去る8月イ・ジュンソプ国防部長官は「（BTSが）軍に来て練習時間を与えて海外でも公演をすることができるようにしてあげる方法があるもの」と発言したことがある。　この問い項目に「賛成する」と答えた回答者は58.7%で過半数だった。「反対する」は37.7％と出た。「よくわからない」という回答は3.6％だった。BTSの兵役特例を反対する人の中でも、BTSが特上的な軍服務をするよりは、公益のため公演などの活動を続けていけばよいと考える人々がもう少し多いものと思える。　現行兵役法は「大統領令で定める芸術・スポーツ分野特技を持つ人として、文化スポーツ観光部長官が推進する人」を芸術・スポーツ要員として編入することができると規定している。BTSと同じ大衆文化芸術人に対しては別途の規定なく彼らは兵役特例対象者に含まれていなかった。最近国内を超えて海外でも大衆文化芸術人の活躍が目立ちながらも彼らもやはり兵役特例対象に含まれなければならないという声が大きくなり、関連議論に火をつけた。　この間発表された世論調査結果は調査ほしきと質問内容により、賛否がすれ違っているものと出た。国民世論だけではなく、政界内部でも激論が繰り広げられている。与党野党共に党論で立場を整理できないまま議員たちさえ個別に声を出している状態だ。　与党では、政策委員長であるソン・イルジョン国民の力議員が先立って賛成して、法改正必余生を強調している。また2030年釜山エキスポ誘致に総力を注いでいる釜山市とこの地域の議員たちもやはり広報大使として委嘱したBTSの兵役特例を強力に要求している。　現在主務部署である国防部の基本立場は兵役義務履行の肯定性側面で兵役特例拡大は困難で、BTSもやはり兵役義務を誠実に履行しなければならないということだ。イ・ジュンソプ国防部長官は去る14日聯合ニュースインタビューで「BTSの成果はすごいので、そのご褒美で兵役特例を付与することは別の事案」といい、「大衆文化芸術人の芸術・スポーツ要員編入と関連する兵役法改定案が発意されているので、議論の過程を見守らなければ」と明らかにした。　事実、BTSの兵役特例問題は必ず防疫法改正までいかず、政府が兵役法施行令と兵務庁訓令改正を通し解決することができる事案だ。しかし元々青年世代の「公正談論」を揺るがす争点であるので、国民的共感帯形成のため一旦国会議論の過程を見守ろうという趣旨と解される。　ただ国会に与えられた時間はそれほど長くない。現行兵役法上BTSの最年長であるジン（30歳、本名キム・ソクジン）は今年の年末まで兵役義務が延期された。来年になれば自動的に入隊通知の対象になる。これに1993年生まれであるシューと1994年生まれRM、ジェイホプも続けて入隊対象に上がる。これで与野党が国防委の実施世論調査を大衆文化芸術に対する兵役特例導入の根拠としてみなすものという観測も出ている。　　今回の調査は満18歳以上の大韓民国居住男女1018人を対象に去る14日と15日の2日間実施された。無線電話ＲＤＤ方式で標集し、100％電話面接調査を実施して回答率は21％、誤差範囲±3.07%ポイント(95% 信頼水準ケース)だ。 close

韓国国会「BTS特例」世論調査