ご無沙汰している間に爽やかな5月は去り、梅雨真っ只中です。ジメジメ湿気が多いですね。。。以前、韓国ドラマ「ソドンヨ」を見て知りましたが、韓国のオンドルは、湿気が病気を引き起こすことがわかったために発明されたものだそうです。湿気を取り除き、体調を崩さないように梅雨を過ごしたいですね…… more 。さて、広蔵市場でユッケを食べた3月31日（土）の午後です。タクシーに乗り、北村で降ろしてもらい、三清洞、仁寺洞を歩きました。 タクシーを降りてすぐ目の前にあったこの家？店？そこだけ時が止まったような...ドラマのセットのような....存在感が凄かったです。フレッシュなフルーツジュースが飲めるJUICYは安くて美味しくて大好き！猛暑に飲んだトマトジュースがとても美味しかったので真夏に行ったら次もトマト！そう言えば韓国のイチゴって日本の品種が流出したものだそうですね？！テレビで知りびっくりしました。あららら.....。イチゴ問題はさておき。 私は迷った結果、봄청키위（ポムチョンキウイ）にしました。春と靑でポムチョンとは造語でしょうかね。緑のブドウです。 きれいな色。友達のピンクのはなんだったかな。これもねえ(;^_^A　子供が喜びそうです。(笑)そして、道端で扇子を選ぶ御一行様。 さらにこちらの屋台には王様まで！！(笑)横顔で欧米の方たちとわかりました。楽しんでるー(笑) アジョシは王様が何を召し上がるか、気になる様子。仁寺洞では、ガイドブックに載っていた伝統茶と韓菓を出すカフェに寄りました。 この可愛い魚が見たかった♫◆韓国旅行コネスト「パンチャッパンチャッ ピンナヌン」https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=6279私は冷たいメシル茶（梅の実）と韓菓盛り合わせにしました。  韓菓は触感が面白いし香ばしくほのかに甘く、好きです。隣のカップルのテーブルに運ばれたスイーツがかなり目を引きました！焼き餅(クウンインジョルミ) と言うそうです。次に行く機会がもしあれば焼き餅を注文しよう。そして、午後四時。地下鉄の東大門駅で降りました。向かうは、40年間豚足ひとつで勝負する老舗「ワグルワグルチョッパル」です。◆ソウルナビ「ワグルワグルチョッパル」 https://www.seoulnavi.com/food/2746/大好きなグルメ番組「水曜美食会＃145」でチョッパル（豚足）が取り上げられたのを見ました。韓国でチョッパルが大衆化したのは1970年代だそうです。70年代にアメリカ産の穀物で飼料を作る工場が広まり、大規模な養豚場ができました。当時豚肉は日本や台湾へ輸出されていましたが、チョッパルは輸出しないため、在来市場で売られるようになったそうです。それでは、番組で得た知識を挟みながら、ワグルワグルチョッパルをご紹介します。場所は昌信２洞、駅近くの横丁にあります。この辺は、東大門市場と隣町にある縫製工場を往復するバイクが多いそうです。確かに、以前縫製工場のそばを歩きました。◆9月のソウル旅④東大門駅～駱山公園周辺街歩き http://shinykankoku2015.blog.fc2.com/blog-entry-114.html市場の商人の胃袋を満たす食堂が連なっています。  そして、こちらが「ワグルワグルチョッパル」です。店の開業は1975年で、常連客が多く、美味しいと評判になり今や全国区だとか！店の中を覗くと、お客さんは誰もいなくて、お店の方のみ。すると中にいる店員さんと目が合いました。(笑)営業中なのか少し心配になりながらもドアを開けて中へ入ろうとすると、すぐに別館に案内されそうになりました。少し離れたところに広い別館があるようです。しかし、私がテレビで見たのは本店のこちらなので、水曜美食会を見たと説明すると、あ～＾＾と微笑みとともに快く席に通してもらえました。壁のメニューを見ると、大きな字で족발（豚肉国内産）大・中しかないです！！あとは飲み物とご飯。さすがチョッパルの聖地。チョッパルには、前足（앞다리／アプタリ）と後ろ足（뒷다리／ティッタリ）があって、大を頼むと前足が、中を頼むと後ろ足が出てくるそうです。私たちは中を頼んだのでおそらく後ろ足を食べたことになります。前足と後ろ足は、骨の形が明らかに違っていて、太もものような大きく平べったい塊が前足（短く、体重かかる）、後ろ足は漫画で描かれる骨の方で細く長いです。韓国では、コラーゲン成分が多い前足が美味しいと言われ好まれるそうですよ。また、豚は食事の時前足を餌につけるから味がしみ込んでいて美味しいのだそうです。（これは迷信です！笑）ちなみに、フードコラムニストのファン氏曰く、「前も後ろも同じ。大事なのは爪の根本。モチモチしていて動物臭いのが良い」そうです。（ギャー！）動物臭いのが美味しいのですね。。私は動物臭いのダメです。。。下ごしらえには3時間程度かかるそうです。注文してしばらく待っていると、ちょうど出来上がったところのようで、なんと押し入れのようなところからチョッパルが出てきました。湯気が出ている出来たてホヤホヤのチョッパル！これは細いので後ろ足ですね。いい色♥美味しそう！そして私たちのテーブルへやってきました。うわあ！チョッパル来た！ドーン！とてもきれいに盛り付けられていて、皮にはつややかな光沢があります。韓国でチョッパル屋さんで食べるのは初めてなので興奮しつつ、しばし観察タイム♥このお店のチョッパルの切り方はとても薄いそうです。   記念撮影も。（私のお腹の肉隠しに、豚の絵を貼りました）楽しみ！チョッパルに乾杯！ではいただきます！出来たてなのでチョッパルが温かく、モッチモチで柔らかくて美味しい！とても薄味のチョッパルで、ほんのり甘いお肉の味です。チョッパルは、冷めたのと、温かいのと、好みがとても分かれるようです。どんどん食べ続けていたら、脂身の部分がちょっと胃もたれしそうになりました。冷めたのも食べてみたいです。シャーベット状のトンチミ（大根の水キムチ）も箸休めに最高で、コンナムルスープ、ニラキムチも美味しかったです。水曜美食会で、ゲスト達の会話から、韓国人にとってどれほどチョッパルが生活に密着しているかわかって面白かったです。チョッパルは、店で食べたことがない人もたくさんいて、出前（ペダル）を頼むのが一般的だとか。小腹が空いたとき、夜食として、電話したらすぐ来てすぐ食べ始められるのが魅力。また、私たちが食べ始めると、急に店の電話が鳴り始め、注文を受けていました。そして、常連さんたち（老若男女）が店にやってきては、店員さんたちと親しげに言葉を交わし、横になった豚のイラストが描かれたビニール袋にチョッパルを入れてもらい、持ち帰っていきました。根付いてるなぁ～～～！さすが40年の老舗です。代替わりしてもずっと愛され続けているのを実感しました。       水曜美食会で紹介されましたが、チョッパルを食べるなら、ほかにも孔徳（コンドク）洞に在来市場あるそうです。スンデ汁がおかわり自由だとか♥あと、量を食べない時は、コンビニでミニサイズのパック入りを買って食べるのも丁度いいとのこと。興味深いのが、チョッパル（チョクパル）という名前の由来。なんと韓国の人々にとっても謎だそうです。牛の足は牛足：우족／ウジョク鶏の足は鶏足：닭발／タクパルしかし豚の足は돈족／トンジョクでも돼지발／テジパルでもない。足（족／チョク）は漢字の足を韓国語読みしたものです。족（チョク）も足、발（パル）も足！チョッパルは、足足という意味になるそうです！！さて、ワグルワグルチョッパルで、あの山盛りがどうなったか。この日、私たちは広蔵市場でユッケも食べてまして、結構胃の中はヘビーな状態。当然残すことになりました。すると優しい店長さんが、包んであげましょうかと聞いてくれ、お願いしました。盛り付けの下には骨があって、そこにもたくさん美味しい肉が付いているので、こそげとってパックに詰めて、あの豚のイラストの袋に入れてくれました。なんだかごちそうさまと言って店を出るのが名残惜しくなるような店でしたよ。この後、私たちは駱山公園に行きましたが、友達がずーっとお土産のチョッパルを持ち歩いてくれました。結構重いのに・・・夜食に食べたくなれば、、と思いましたが、全然小腹が空かず。。。というかもうチョッパルはケンチャナヨ状態(笑)宿の冷蔵庫に入れ、翌朝宿のご主人に、もしよかったら召し上がりませんかと勧めたら「もちろん食べます！大好きです！私が食べます！」二つ返事で大喜びされました！(^^♪・・・そしてこれを書いている今、チョッパル食べたい衝動に駆られています。チョッパルにアミの塩辛とニンニクスライスを載せて食べながら、韓国焼酎ちびちびやりたいなあ。出前で頼んだらソウルからチョッパル届いたらいいのに。＜ソウル江陵二人旅・続く＞【タミコが注目する旅の企画】こちら！↓俺のコリアンサマードリーム(笑)気になります！三進社長と行く!俺のサマードリーム 仁川ソウル3日間http://www.sanshin-travel.com/tour/5336≪期間≫　2018年7月21日(土)から7月23日(月)までの2泊3日「孤独のグルメ」で韓国編を見て、韓国行きたいけどひとりじゃなあ、、と思っているサラリーマンの皆さん、どうですかー！創業20周年記念と言うことで、韓国を知り尽くしている社長と一緒にディープな韓国旅が楽しめそうです。◆憧れの韓国コスメ研究家・ジャヨンミ（加来紗緒里）さん同行案内　美しさの秘訣を探る ソウル美活女子旅3日間 ≪期間≫2018年7月6日（金）から2泊3日http://www.sanshin-travel.com/tour/5250↓画像のクリックをお願いします♥↓ close

出来たてほやほやチョッパル！老舗「ワグルワグルチョッパル」☆タミコのソウル江陵二人旅