2018/10/20　中央日報【社説】「氏族社会」に転落した２０１８年大韓民国    　血は水よりも濃いというが、それにしてもひどい。ソウル交通公社で浮上した「雇用世襲」疑惑が公共部門全体に広がる兆候が見えている。仁川（インチョン）空港公社…… more の協力会社６社で１４件の親戚採用不正が確認された。仁川空港公社は文在寅（ムン・ジェイン）大統領が昨年の就任後、最初の外部日程として訪問して「非正規職ゼロ時代」を宣言したところだ。仁川空港公社はその後、協力会社の非正規職およそ１万人全員の正規職転換を推進した。このような発表が出た直後、協力会社の幹部１人は親戚４人を非正規職に採用した。正規職への転換を狙って非正規職として入社したという疑惑が生じるしかない。韓国国土情報公社でも正規職員の直系家族の正規職転換事例１９件が確認された。  （中略）  国民が雇用世襲に怒るのは採用の公正性が毀損されたためかもしれないが、就職がますます難しくなっているためでもある。韓国銀行（韓銀）は一昨日、政策金利を据え置き、今年の成長率予測値を２．９％から２．７％に下方修正した。今年の就業者増加は９万人に下方修正した。年初には３０万人増加すると予想していた。雇用政府を標ぼうするこの政権では就職がこれほど難しくなっているが、運が良い人は家族や親戚のおかげで「就職高速道路」を疾走している。大韓民国がいつから「氏族社会」に後退したかと嘆く声も聞こえる。  企業の投資が回復してこそ経済が成長し、雇用も増える。しかし設備投資は８月まで６カ月連続で減少した。これは通貨危機以降、最も長い。文在寅大統領は「良い雇用をつくるのは結局、企業だ」と述べた。民間と企業が活発になるよう政策が変わるのではという期待感が高まったが、まだ特に変化は見えない。むしろ金東ヨン（キム・ドンヨン）経済副首相ら政策当局者は所得主導成長を守るという立場を再確認した。洪長杓（ホン・ジャンピョ）元青瓦台経済首席秘書官（所得主導成長特別委員長）は企業が雇用を創出できなければ政府が寄与すべきだと主張した。何も変えなければ何も変わらない。 https://japanese.joins.com/article/272/246272.html?servcode=100&sectcode=110&cloc=jp|main|top_news  引用ここまで  　緑色の文字列は関連記事へのリンクです   　”大韓民国がいつから「氏族社会」に後退したかと嘆く声も聞こえる”・・・ああ、中央日報の記者は母国について誤解しているような。 　国民国家などというものは欧米（とそのかっての植民地の一部）と日本にしか成立しなかったものです。もちろん韓国にや北朝鮮にはそんなものは存在・・・・・・日本が支配した35年間を除いては・・・・・したことがありません。 　とにかくアジアアフリカの大部分の国では、国家というのは氏族が寄り集まったモザイク国家に過ぎないんですね。　ウィキでは国民国家を”国家内部の全住民をひとつのまとまった構成員（＝「国民」）として統合することによって成り立つ国家”・・・と定義しています。 　前にも書いたことがあったかと思いましたが、日本の明治維新前後に、イタリアもドイツも粗放ながら一応の国民国家を成立させておりました。　しかし日本のような島国は限定された領土に同質の民族が住んでいましたから、国民国家も成立させやすかったんですが、イタリアもドイツも大陸の一部でしたからねえ。国内には相当の異分子が存在していたんですな。 　それはともかく韓国人には自らを”国家内部の全住民をひとつのまとまった構成員”・・・と考える意識など存在していません。彼らが意識できる社会はせいぜい氏族までなんですな。 　そういうことは何度も書いてきました。2010年2月の朝鮮日報は”救急車に道を譲らない韓国のドライバー”・・・という記事を書いていました。　その中で”横断する歩行者はサイレンを鳴らす救急車など眼中になく、ゆっくりとした歩調で通り過ぎて行った。若い女性二人は楽しそうに笑いながら、横断歩道を渡っていた”・・・という記述がありましたが、韓国の若い女性には文明社会のルールも、救急車に乗っている患者が同国民であるということも理解の外だったんですね。 　”ソウル交通公社で浮上した「雇用世襲」疑惑”・・・先日も書きましたが、韓国は未だに身分制社会であり、国民国家などは成立していないのです。 　そして寅さんはねえ・・・・・資本主義社会も理解出来ずに北の古代国家に憧れているんですよねえ。　そういう馬鹿を選んだのは韓国人なんですからしょうがないんですが。          　ボクは保健所で選ばれて。 close

韓国は国民国家ではないから