ツアーを終え、昨日無事大邱から帰国しました。 179回目の韓旅11月の韓旅(11/7～12)レポを再開。こちらの記事↓のつづきです。11/10 11月の韓旅⑧大邱編①リーズナブルなお値段の食事メニューが充実＠チッパッチッ  大邱北部市外バスターミナル…… more から慶尚北道の尚州（ｻﾝｼﾞｭ）へ、この時期ならではのアレを見に行きました。6月に特産の美味しい韓牛を食べに行って以来2度目の訪問です。大邱から尚州への行き方は過去記事で→　★尚州バスターミナルからはバス路線がないので、タクシーに乗ってまず向かったのが南長寺(ﾅﾑｼﾞｬﾝｻ）。大韓仏教曹渓宗第8教区本社の直指寺(ﾁｯﾁｻ）の末寺であり、慶尚北道八景のひとつ。新羅832年に真鑑(ﾁﾝｶﾞﾑ)国師が創建した当時は長柏寺(ﾁｬﾝﾍﾞｸｻ）と呼ばれていましたが、高麗時代の1186年覚元(ｶｸｫﾝ)和尚が現在の場所に建て替え、南長寺と改名されました。尚州は嶺南地方（慶尚道）からソウルへ行く際に必ず通る場所で古くから交通の要衝地。南長寺はそこに位置したため、文禄・慶長の役で焼失した（させられた）そうですが、1635年までに再建されました。本殿である極楽寶殿(ｸﾝﾅｸﾎﾞｼﾞｮﾝ）キサニムがお勧めしてくださった普光殿(ﾎﾟｸﾞｧﾝｼﾞｮﾝ)には2つの宝物が。鉄造毘盧舎那仏像(宝物第990号)と木刻阿弥陀如来説法像(宝物第922号)。通常は仏像（こちらは鉄製）の後ろに、紙や絹に描かれた仏画が架けてあることが多いですが、こちらではその代わりに仏様の木製彫刻が掲げてあり、非常に貴重な文化財となっています。名残の紅葉が美しく、心が洗われるようでした。南長寺(남장사 ﾅﾑｼﾞｬﾝｻ）住所 尚州市南長洞502(상주시 남장동 502）道路名住所 尚州市南長1キル259-22(상주시 남장1길 259-22)電話番号　054-534-6331KONEST地図 待機していただいたタクシーに乗り込み、いよいよ目的の場所である南長洞(ﾅﾑｼﾞｬﾝﾄﾞﾝ）干し柿マウルへ。尚州(ｻﾝｼﾞｭ）市は全国生産量の60%を占める干し柿の産地として有名で、特にここ南長洞（ﾅﾑｼﾞｬﾝﾄﾞﾝ）では8割の家庭が干し柿農家を営み、年間30億ｳｫﾝの売り上げだそうです。毎年10月中旬から11月中旬にかけて、オレンジ色の干し柿のカーテンが広がっていると聴き、一度は見に行かなくては！と思っていたのです。大型扇風機の風に煽られそうになりました（苦笑）別の倉庫の前では、皮剥き作業をしていらっしゃる方々が。以前は手作業で行っていた皮剥きも、最近ではマシーンを使っています。写真を撮らせてほしいとお声がけしましたが、お忙しそうで応答なし。半ば強引に撮影してしまいました(苦笑）35日ほど干すと半干し柿が、2か月ほどで干し柿が完成するそうです。今回お世話になったキサニム（ドライバーさん）は元僧侶だったそうですが、道端の樹にわずかに残っていた柿を捥いで私にくださいました。（勝手に捥いでいいのか？w）南長干し柿マウル（남장곳감마을)住所 尚州市南長洞370-2(상주시 남장동 370-2）道路名住所 尚州市南長4キル6-4(상주시 남장4길 6-4)KONEST地図大邱へ戻るバスの時刻まで時間が余ったので、バスターミナルの傍でどこかお勧めの観光スポットがないかとキサニムに尋ねたところ、連れて行ってくださったのが 壬乱北川戦跡地(ｲﾑﾗﾝﾌﾟｯﾁｮﾝﾁｮﾝｼﾞｮｯﾁ）最初に見えてきた商山館(ｻﾝｻﾝｸﾞｧﾝ）は、朝鮮王朝時代に尚州牧(ｻﾝｼﾞｭﾓｯ）の官庁にあった客舎(ｹｸｻ）で、中央には王を象徴する位牌を祀り、左右の建物は公務の使臣や官吏が宿所として利用したもの。北川(ﾌﾟｯﾁｮﾝ）沿いにある子山(ﾁｬｻﾝ）の麓に文禄・慶長の役で命を落とした官軍と義兵たちの激戦地があり、1990年から彼らの位牌を祀った祠堂や展示館、死義碑などがこの地に造成されたそうです。胸が痛む場所でした。壬乱北川戦跡地(임란북천전적지 ｲﾑﾗﾝﾌﾟｯﾁｮﾝﾁｮﾝｼﾞｮｯﾁ）住所 尚州市南蔓山洞699(상주시 만산동 699）道路名住所 尚州市慶南大路3123(상주시 경상대로 3123)電話番号　054-533-2210KONEST地図 <備忘録>12：00 大邱北部市外バスターミナル発→13:10 尚州市外バスターミナル着(6,200ｳｫﾝ）尚州タクシー観光 36,300ｳｫﾝ（停車時間の料金も含む）15:00　尚州BT発→ 16:10 大邱北部BT着 大邱の情報は↓こちら↓をクリック　 ブログランキングに参加中。お時間のある時に、2つのバナーをポチッとしていただけると嬉しいです　　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　↓    close

11/10 11月の韓旅⑨尚州編 尚州の秋の風物詩 干し柿のカーテンを見に大邱から日帰り旅