12月18日（日）午後2時20分。ヒンヨウル文化マウルを後にして南浦から1号線に乗り佐川（チャチョン）駅で降りました。（この日は地下鉄1日券を使って1号線を行ったり来たり）目指すは、チャン・ドンゴンが出た映画「チング」（2001）、ウォンビンが出た映画「母なる証明」（2009）や…… more 「アジョシ」（2010）が撮影されたという埋築地（メチュクチ）マウルです。 深い感銘や衝撃を受けた映画が撮影された場所に行けるのはとてもワクワクしますが、この埋築地（メチュクチ）マウルは結構....なんというか....とてもヘビーでした。 ガラ～ンまず、佐川駅を降りたところで、（あれ？！）と思いました。日曜日の午後2時すぎなのに人がいない！埋立地マウルに向かうべく地上に出ても人がいません。 なんというか生気を感じないのです。ただ歩道橋には、アジョシや母なる証明、チングの映画の絵が描かれているので撮影地であることは間違いない様子。  ポンジュノ監督の映画「母なる証明」は芸術的な作品で、ラストシーンは音楽と共に思い出すたび鳥肌が立ちます。チング、アジョシそうそう！このアジョシのシーン。ウォンビンが歩道橋の階段の下にいるこの場所を探そうと思って、旅行前にもう一度映画をチェックしてきました。歩道橋を降りるとき、あれ！この階段の感じウォンビンが立ってたところに似てる・・!!  ここですよね～！でも、すごく廃れてました。  （映画「アジョシ」の1シーン） 主要撮影作の掲示板もありました。 「下流人生」という映画は知らなかったです。 ざっくりとした地図もありますが、これを頼りには歩けなそう。。キムヘジャさんカッコイイ！でも、、ヒビが入って割れた掲示板が悲しいです。 こういう曲がった細い路地が韓国の映画やドラマ好きにはたまりません！雰囲気ありますねこの一帯は生活の活気が感じられなくて、たまに路地を歩く人達がこちらに向ける目は若干訝し気でした。ご老人が多かったです。一応観光地になっていますが、お金を落とすような店があるわけでないのです。興味本位で見に来られることを歓迎しないとしても当然だと思いました。  高層マンションと埋築地マウルの対比がすごい。長い時間いる場所ではないので早足で歩き回りました。香ばしい匂いがしていました。 地図も観ずに適当に歩き回っていると、見慣れたトンネル発見！このトンネル、映画「チング」で映りました！（確か）チョンウンスクさんの本によれば、このアーチ型のクルタリ（トンネル）は、かつては路面電車が通ったトンネルだったそうです。トンネルの脇には健康器具が置かれた公園がつくられているところでした。トンネルの壁には埋築地マウルの歴史が写真で紹介されています。 馬の絵があるのは、日本統治時代に「日本の軍馬を管理する地域だったからだ」とチョンウンスクさんの本に書かれています。 トンネルを抜けて歩き続けると多くの店は閉店しているものの急に活気づいてきました。 素敵なカラフルスーツに引き寄せられます。ステージ衣装のような煌びやかさ☆そうか、ここは釜山鎮なんだ。旅行に行く前にリサーチした時に知りました。釜山鎮には繊維市場として知られる釜山最大の手芸・韓服市場釜山鎮市場があるそうです。◆釜山ナビ「釜山鎮市場」のページhttp://www.pusannavi.com/shop/2124/ファンテモリ（スケトウダラの頭）、ミョルチ（煮干し）を売るおばさん佐川から歩いて凡一（ボミル）に到着！これから行く場所は地下鉄の7番出口から近いので、一旦地下に潜ります。マネキンの頭がすごいことに！笑いながらカメラを向けると店主が出てきてイェップジョ～ってニッコリ！(笑)惹かれます＾＾7番出口を出ました。現代百貨店の向こうに続く道を行きます。ん～いい感じですおおお！キター!映画「チング」の雲の橋「クルムタリ」が見えました！凡一洞の線路の上にかかる陸橋クルムタリに登ります。登ったところで目の前に広がる景色が素晴らしい！ この階段は、映画に出てきました。 映画「チング」より 映画で見たところだ～チョンウンスクさんの本に何枚も載ってるところだ～！ここは興奮しました。 ただ、場所によってはかなりドブくさいです。 チャンドンゴンとユオソンの手形足形陸橋を降りて左折すると昔、ボリム劇場だった建物があります。今は、ボリムマートというスーパーです。この横断歩道を渡ってボリムマートの前の道を左折してちょっと歩いて右に入ると、今回とっても楽しみにしているハルメクッパがあります！映画「弁護人」でも出てきたテジクッパですが、釜山を中心として、慶尚道一帯のローカルフードということでテジクッパを食べさせる店は星の数ほどあると思いますが、わたしの釜山旅の心の師匠、チョン・ウンスクさん一押しのハルメクッパで食べると決めていました。ただ、この日は日曜日で定休日でした。チョン・ウンスクさんの本にそう書いてありましたが、日曜日も営業してそうな情報をネット見たので、一応行ってみたのです。でもやっぱり休みでした。ということでハルメクッパは、翌日に持ち越しです。地下鉄1号線の南浦、釜山鎮、佐川、凡一を電車と徒歩でたくさん行き来しました。本当は、草梁（チョリャン）も歩いてみたかったのです。映画「悪いやつら」で使われた高級料亭も見たかったのですが、午後4時半。ずっと動きっぱなしでさすがにエネルギー切れ..。ということで、この後美味しいものを食べに行きました。1号線に乗り、凡一駅から4駅離れた中央（チュンアン）駅に行き極上のチュクミ（イイダコ）を食べました♥チュクミグイについては、また次の記事でご紹介します。（つづく） ＜気になるツアー＞※三進トラベルサービスのサイトよりカニ×２キャンペーン！本場のヨンドクガニ（盈徳蟹ヨンドッケ）を食べに行く！！韓方をじっくり体験できる旅画像のクリックをお願いします♥にほんブログ村 close

2泊3日タミコのときめき釜山旅☆映画「アジョシ」「母なる証明」「チング」の撮影地