【2019年9月の大邱④】近代大邱の芸術・文化の香り漂う「大邱文学館香村文化館」（後編）からの続きです。薬令市まで歩いてきました。向かったのはこちら「第一教会歴史博物館（ﾁｪｲﾙｷｮﾌｪﾖｸｻﾊﾟﾝﾑﾙｸﾞｧﾝ／제일교회역사 박물관）」大邱には現在二つの「第一教会」があります。現…… more 在使われているのは桂山聖堂の向かい側にある大きな教会のほう。こちらですね。この新しい第一教会ができるまでは、薬令市にあるほうが第一教会として使われていました。現在は歴史館になっています。この日はタイミングよく中を見学できるとの事でしたので、入らせてもらいました。「大邱クリスチャン歴史館」奥に見えるのは当時鳴らしていた鐘でしょうかね？手前は1940年の日本統治下時代、日本によって廃校にされた嶺南神学校が1946年に3年生の高等聖書学校として再建された時のかしら石だそうです。歴史館の中へ入るとそこにはたくさんの資料が。戦渦に巻き込まれなかった大邱だからこそ、これだけたくさんの貴重な資料が残っているのでしょうね。1895年に釜山からやってきた宣教師が小さな平屋の教堂を立てたのが第一教会の始まりだそうです。今回入らせてもらった建物が３代目の第一教会となるようですね。礼拝堂の中も資料館になっています。館内はピカピカに磨き上げられていて、とても綺麗です。こまめに清掃されているんでしょうね。ここで牧師がお話をされていたのでしょう。賛美歌を歌う時に伴奏していたであろうオルガン。よく見るとハモンドオルガンのC-３ですよ！レスリースピーカーまであるじゃないですか。ハモンドと併せて、コンディションがよければいまならとんでもない値段がつくはずです。１９６０～７０年代に使われていたとの事。こちらもホコリひとつ見つけられないほどピカピカの状態でした。ガリ版、これも懐かしいですね～。自分が小学生の時はまだこれを使ってプリントを印刷していました。１９２０年代に使われていたというオルガン。約１００年前の楽器が残っている事もスゴイですね。オルガンのわきに座る女性。一見若く見えますが、説明文を見ると名前の隣に「권사（クォンサ）」と書かれています。調べてみたら「クォンサ」とは「韓国教会で、聖職者ではない一般女性の信徒のなかで最も高い地位の職責」の事を言うのだそうです。若くして徳を積まれていたのでしょうね。こちらは現在の第一教会の設立に尽力した大韓キリスト教長老会と第一教会の堂会長を長く務めたイ・サングン牧師の部屋で使われていた書籍や備品を展示しています。大邱で最も古いプロテスタントの教会だというこちらの教会は、大邱広域市有形文化財第30号に指定されています。ゴシック様式の外観から中に入ると木造の内観がとても温かみを感じます。薬令市に来る機会がありましたらぜひ一度訪れてみて下さい。■大邱の情報はこちらからどうぞ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿大邱市公式ＨＰ⇒　★大邱市観光案内⇒　★大邱公式ブログ「ようこそ大邱へ！」⇒　★「ようこそ大邱へ」Facebook⇒　★＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ブログランキングに参加しています。励みになりますのでバナーのクリックをお願いします！にほんブログ村韓国旅行 ブログランキングへインスタグラムやってます　⇒　ツイッターもやってます 　⇒　ブログに関するお問い合わせはこちらからお願いします⇒■第一教会歴史博物館住所：大邱市中区南城路23 （대구시 중구 남성로 50）道路：大邱市中区南城路23 （대구시 중구 남성로 23）ＴＥＬ：053-253-2615（※2019年9月時点の情報です。開館時間、休館日は未確認です） close

【2019年9月の大邱⑤】薬令市の大邱第一教会歴史博物館内「クリスチャン歴史館」を見学